自分好みのライトノベル

 突然友人から「遊ばないか?」と誘われ、本屋に行くことに。

 外に出ると、蒸し暑い空気が体を覆い、太陽が「これでも喰らえ! 」と光線を浴びせてくる。車内の空気が気持ち悪い位暖かくなっている中、友人宅へ車を走らせる。

 車を走らせ5分もしないうちに友人宅へ到着。友人をさっさと乗せて店へ向かう。

 

 お盆初日だったので道路の渋滞を危惧していたのだが、予想よりも車がなく「皆何処へ行ったのだろうか」と思ったほど。祭りとかあるのかな? と考えつつ、地元の書店巡りへ。

 車を飛ばすこと20分。ツタヤに到着し、早速店内へ。新刊コーナーを通りすぎ、ライトノベルの新刊があるコーナーへ。

 新刊の棚を見回していると「伊達エルフ政宗」というライトノベルに目が止まった。

最近の長いタイトルのラノベに比べると、短くシンプルなタイトル。だがタイトルよりも、その時見た2巻の表紙の娘に惹かれ、手に取ってみる。

 

「上杉(マンティコア)が『越山』するので、北条(サキュバス)から援軍の要請が来ている」

 

と裏のあらすじを読むと書いてあったのだが、上杉(マンティコア)ってなんぞ!? と衝撃を受け、さらに「異世界転生×戦国ファンタジー」モノなのだが、自分が好きな歴史モノとファンタジー要素が含まれているので、即購入を決意。

 

 自分好みのの本を見つけた時というのは、体に電撃が走るみたいな感覚が走るものなんだな、と今にして思う。

「面白そうな本に巡り会えた」と顔に思わず笑みがこぼれた。だが、二巻を取るが肝心の一巻が無い。

 暑い中一巻を探し周る事にこの後なる。ということを考えると笑みが消し去ってしまったが、幸いにも、今日は友人と一緒だったので、道連れ・・・・・・ではなく快く協力してもらい探しに出掛けに行きました(笑)