台風一家

今日は台風だったからだろうか。

会社へ出社すると、スズメより一回り大きな鳥が、会社の玄関に入り込んでいた。

窓越しにバタバタと音をたてながら、外へでたがりそうだった。

「外へ出してやろう」という考えよりも、鳥が入り込んできた驚きと、珍しさから観察するのに夢中になっていた。

 

昼休憩で駐車場へ向かい車内で昼食をとるときも朝と変わらず雨は降っていた。

しかし朝よりも勢いが弱わく、「台風が過ぎ去っているのかな?」と推測した。

早くやんでほしい。

 

仕事が終わり窓越しに外をみると、綺麗な夕日が射していた。

「ようやく雨があがったか」と喜び、帰宅する準備をして会社をでた。

「台風が夕方頃過ぎさると夕日が綺麗な空になるな」と左から夕日に照らされながら、駐車場へと向かう坂を登った。